「スケッチブック」と聞いて読者が思い浮かべるのはどんなものだろう。
多くの人は、黄色と深緑が交差したデザインの表紙を思い出したのではないだろうか。
それは、「図案スケッチブック」という商品だ。手掛けているのは東京都中野区の文具メーカー・マルマン。
2023年5月24日、そんな同社が公式ツイッターアカウント(@maruman_sketch)から1枚の写真を投稿し、反響を呼んでいる。
雲一つない青空の下、建物のシャッターにはおなじみのデザインが。
あのスケッチブックを使っていた小学生の頃を思い出して懐かしくなると同時に、晴れやかな気分になってくる共演に、ツイッター上では3万8000件を超えるいいね(26日昼時点)のほか、
「絵に描きたく成るような風景です」「これは可愛すぎませんか......」「うちのシャッターこれがいいなぁ......」「わー見慣れた表紙がシャッターに!」「このデザイン見るだけで、ワクワクするんです。お絵描き好きです」
との声が寄せられ話題に。
Jタウンネット記者は25日、マルマンのツイッター担当者にシャッターについて詳しい話を聞いた。
担当者「そのままの気持ちと一緒に投稿しました」マルマンのツイッター担当者によると、話題のシャッターは宮崎県日南市にある宮崎マルマンの工場のもの。 10年ほど前、シャッターのペンキが剥がれて来たのを塗りなおす際、「せっかくなら『図案柄』にしましょう」と制作した。
宮崎工場のほか、本社のエレベーターと玄関マットも同様のデザインになっているという。
「工場訪問時には、かわいいのでシャッターをよく撮影してます。