パックンマックンのパックンことパトリック・ハーランが、7日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。日本の水害対策について私見を述べ、話題となっている。
先週末、関東地方は大雨の影響で、道路の冠水や通行止めを始め、広範囲で被害が出た。ただし、その時に活躍したのが、首都圏外郭放水路。中小河川の洪水を地下に取り込み、トンネルを通して江戸川に流す施設のことだ。番組では「これによって今回の大雨から首都圏を守った」と紹介された。
番組の調査でも、埼玉県幸手市では、放水路が運用される前の2000年は、走る車のナンバープレートが隠れてしまうくらい冠水したが、運用後の2004年は、同じ降水量でも、道路は一切冠水しなかったという。
パックン、ホテルでパスポート提示求められ怒り「俺のこと分かってないの?」疑問の声も
愛知県でも、地下放水路が来年から運用される。そのキッカケとなったのは、2008年の豪雨。浸水世帯は321軒あり、床上浸水は45軒。だが、仮に放水路がその時運用されていたら、浸水世帯は155軒で済み、床上浸水もゼロになったと見られている。
MCの谷原章介から「パックンどうでしょう?こういう地下放水路を作る対策のあり方というのは?」と聞かれると、パックンは「素晴らしい」と一言。
続けて、「日本は400年以上も前から、水に関連する大きな事業に挑戦して成功させてきた歴史を持つ国として、放水路の建設も、伝統をうまく受け継ぐ世界に誇る施設だと思う」と評価した。
だが一方、「必ずしも全ての所で放水路に頼り切れるかという疑問もあると思うんですよ」と切り出すと、「地形的なファクターで、放水路があってもカバーできない所。気候変動に合わせたリスクを考えると、もしかしたら放水路よりも、河川敷をもっと広げようとか、地形的なファクターを考えて、ここに住まなくてもいいんじゃないかとか」と別の対策も視野に入れるべきと主張。
「アメリカもこういう街づくりとか、住宅を置く場所を考え直す運動が始まってる。日本もそっち方向で考えるべきかもしれません」とまとめていた。
しかし、パックンの意見に対して、ネットでは「河川敷拡げるってことはスーパー堤防並に用地買収と引越の費用がかかるんですけどね」「パックンの言ってることは一理あるし合理的だけど、なかなか住民は今いる場所から離れたくないのよ」といった声が。
また、「首都圏外郭放水路に頼ってるのは埼玉東部と23区東部だけなんだが、首都圏でまとめるなよ」と番組の紹介の仕方についても疑問が呈されていた。
パックン、水害対策に「住まなくてもいいんじゃないか」アメリカの例挙げ疑問の声も
2023.06.07 12:40
|
リアルライブ
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
新品エアコン高騰で注目集める「中古」、猛暑と省エネ基準で問われる買い替えの判断軸
TREND NEWS CASTER
2
支援が届きにくい子どもと家族をどう支えるか、那須の「こどもホスピス」が挑む制度の狭間
TREND NEWS CASTER
3
医療現場の「見えない負担」を減らすには──人手不足の地域医療でAIが果たす役割
TREND NEWS CASTER
4
若者の「梅離れ」に挑む異業種出身社長の逆転発想――規格外梅は資源になるか?産地が直面する「価値再編」
TREND NEWS CASTER
5
工場の外へ広がる「自動化フロンティア」――滋賀の中堅FA企業が挑む”another FA”は普及するか
TREND NEWS CASTER
6
なぜ鼠径ヘルニア手術は「入院」が主流なのか――日帰り年500件超のクリニックの試み
TREND NEWS CASTER
7
地方医療は「治す」だけで維持できるのか、「点」から「面」への分かれ道
TREND NEWS CASTER
8
鎌倉大仏の背中に空いてる〝穴〟の正体 「背部スラスター」との珍説に3.5万人破顔も...真相は?高徳院に聞く
Jタウンネット
9
〝ちいさな夏〟が閉じ込められた風鈴が、ずらり 京都・正寿院の「風鈴まつり」の清涼感がたまらない【6/1~9/30】
Jタウンネット
10
老舗そば店は地域に何を”残す”のか――茨城・常総、66年続く食堂が抱える宿題
TREND NEWS CASTER