※このコラムは真夏のシンデレラ1話までのネタバレを含んでいます。
男女8人が繰り広げる真夏の群像劇! ということで、フジテレビの王道青春ドラマになりそうな期待の新ドラマについて、毎回考察していきたいと思います。
■石川啄木的現代のシンデレラ・夏海
主人公は夏海(森七菜)。昼はサップトレーナ、夜は実家の食堂で働いており、さらに家の家事もしっかりこなす、働き者で真っ直ぐな女の子。
母はおらず、高校生の弟と父の3人で暮らしています。食堂の調理や仕切りは全て夏海がやっており、父と弟はほぼただの配膳係。父はけんかっぱやく、お客とのトラブルも夏海に収めてもらうなど、食堂経営も夏海なしには回りません。
しかし、これだけ身を粉にして働いていながら、生活は裕福ではなく、働けど働けどわが生活楽にならざり、という“ぢっと手をみる石川啄木”状態で、朝から晩まで労働に縛られながら慎ましく暮らしている、まさに現代のシンデレラ。
ただ、本家シンデレラとの大きな違いは大切な仲間に囲まれ、人間関係においてはとても豊かに幸せに暮らしているところです。
■顔面&頭脳高偏差値集団の奇跡
そんな夏海の元に、ある日、サップのお客さんとして3人の男性が現れます。そのメンツがまたつよつよ。全員東大超絶イケメン。厳密には一人、東横大ですが……。
大手建設会社の跡取り息子・健人(間宮祥太朗)、研修医・修(萩原利久)、何してんのか分かんない東横大卒・守(白濱亜嵐)。
同じ高校出身なので、謎の東横大もきっと東大には及ばずとも高偏差値なのでしょうし、そんな頭脳どころか顔面まで日本トップレベルの高偏差値の超絶イケメンが3人揃うとか、女性は全員振り返り、モーセは江ノ島の海を割るどころか大地まで叩き割って地球真っ二つにしちゃうんじゃないかくらいの奇跡オブ奇跡。まさに神に愛されし集団です。