中古車販売大手ビッグモーターによる自動車保険の保険金不正請求問題で、金融庁が同社と損害保険ジャパンに対し、9月中旬をめどに立ち入り検査をする方針を固めたことがわかった。
金融庁は、ビッグモーターと損保ジャパンの癒着の構図を明らかにするために、出向者の役割や不正請求、保険代理店業務の実態を解明する。
また、保険契約者の保護に問題があれば、業務改善命令などの処分を出す方針だ。
損保ジャパンは、2006年5月、保険金の不当な不払いや違法な勧誘などをしたとして、金融庁から全社2週間の業務停止命令を受けている。
複数の支店、代理店において、顧客の名前の印鑑を大量に保有しており、その印鑑を不正に使用し、顧客に無断で契約の継続処理を行っていた。
また、金融庁の検査通知後に、山口支店で顧客の名前の印鑑が大量に発見されたが、当時の山口支店長が独自の判断で、印鑑を廃棄処分していた。
ネット上では、「事故をしたときの相手方が損保ジャパンだと、支払いが渋られる」、「損保ジャパンの事故担当者の態度が横柄」などといったクレームの声があがっている。
さらに、SNS上では「ビッグモーターと損保ジャパンの癒着の実態を徹底的に調べてほしい」といった意見が複数見られる。
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