あまりにもブラックすぎ…身分差別や強制入隊、突然のクビ…美化されすぎた「奇兵隊」の真実

| Japaaan
あまりにもブラックすぎ…身分差別や強制入隊、突然のクビ…美化されすぎた「奇兵隊」の真実

高杉晋作と奇兵隊

高杉晋作は今でも日本史上の人物で高い人気を誇ります。そんなこともあり、彼の設立した奇兵隊は、現在でも高く評価されています。

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奇兵隊が設立されたのは、1863年に起きた下関戦争がきっかけでした。この戦争によって欧米列強との力の差を見せつけられた高杉。彼は、諸外国に対抗するには日本も近代的・西洋的な軍隊を持つことが必要だと考えました。

で、彼は藩の首脳たちを説得して奇兵隊の設立を発案。西洋式の部隊を結成するに至ったのです。

高杉晋作像

奇兵隊の最大の特徴は、あらゆる身分から隊士を募ったことでした。例えば武士の最下層である足軽や中間、それどころか戦闘とは関係なかった町民や農民までもが参加したとされています。

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