株式会社明治は、高カカオチョコレートの健康増進効果に関するエビデンス発表会を2月27日に開催。明治と理化学研究所の共同研究により、高カカオチョコレートの摂取が認知パフォーマンスの維持や脳活動の効率化に寄与することが示された。
人間の脳は、何もしない安静時でも、生命維持のためにその限られた脳の資源の7割以上を使っていると言われている。つまり、能動的な行動をする際、残された約3割の脳を効率よく活用しなければ、情報過多の昨今、脳はすぐにオーバーワークとなり、それが続くことで「脳疲労」が起こる。
当日は、この「脳疲労」の仕組みなどについて、明治と共同研究を行った理化学研究所生命機能科学研究センター、チームリーダーの渡辺恭良氏による特別講演「脳疲労のメカニズムとその対策」で解説した上で、同生命機能科学研究センター上級研究員の水野敬氏による成果発表「高カカオチョコ摂取による脳機能の効率化」が行われた。
カカオに含まれる「カカオポリフェノール」は、動脈硬化や高血圧予防、便通改善など、さまざまなエビデンスで健康効果が証明されてきた。今回、明治と理化学研究所の共同研究で行った二つの研究では、高カカオチョコレートの摂取により、認知パフォーマンスの維持や脳活動の効率化に寄与する可能性があることが新たに判明。そのため、高カカオチョコレートを摂ることで”脳の省エネ化”に繋がると推測されている。
今回行われた一つ目の研究は、連続的な認知課題におけるパフォーマンスの評価ができる行動評価研究。被験者が高カカオチョコレートと低カカオチョコレートを摂取したあと、15分後と40分後に信号機の色と文字を活用したストループ課題を実施。
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