明治・理化学研究所の共同研究で「高カカオチョコ摂取による脳機能の効率化」のエビデンスと効果を発表 (2/2ページ)

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ストループ課題の正答率について、高カカオ条件では正答率の有意な変化は認められず、低カカオ条件では正答率が有意に低下した。また、被験者の感想をもとにした主観評価では、高カカオ条件では集中力の有意な変化は認められず、低カカオ条件では集中力が有意に低下した。

一つ目の実験結果から、高カカオチョコレートの摂取により認知機能パフォーマンスの低下が抑えられたと考えられる。このことから、高カカオチョコレートを摂取することで、脳の認知パフォーマンスを維持しやすくなる可能性があることがわかった。

二つ目の研究として、機能的MRIによる認知課題中の脳活動評価研究が行われた。一つ目の研究と同じストループ課題を行いながら、脳の状態を撮像・計測した。MRIにより、脳活動の高低を計測でき、脳のパフォーマンスが維持されているかを確認できる。

低カカオチョコレート摂取の場合は、1回目より2回目で脳活動が増大した。一方、高カカオチョコレート摂取の場合は、むしろ1回目より2回目の活動の値が低くなり、課題を行うために必要な脳活動を省エネで行えたという結果になった。このことから、高カカオチョコレートの摂取は脳活動の効率化に寄与した可能性が高いとされている。

以上の二つの研究から、高カカオチョコレートを摂取すると脳のパフォーマンスが維持され、脳資源を効率よく使える”脳の省エネ化”に繋がると考えられる。マルチタスクの仕事をする前や、頭をフル稼働させながら話すプレゼン前などには、高カカオチョコレートを食べることで脳資源をうまく抑えながら疲れにくい状態を保ち続けることに期待できそうだ。

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