アメリカの公立学校でスマートフォンの使用を一時的に制限する信号遮断ポーチを試験運用

| カラパイア
アメリカの公立学校でスマートフォンの使用を一時的に制限する信号遮断ポーチを試験運用

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 「授業中に気が散る」「緊急時は必要」など、子どもの学校へのスマートフォンの持ち込み可否は各国で悩みの種になってるが、アメリカの学校では、スマホの持ち込みは認めつつも、授業中などは使用を一時的に制限できる特殊なポーチの導入が広まりつつあるそうだ。

 これらのポーチには携帯電話やスマホの信号を遮断する機能があり、ポーチに入れている間は使用できなくなる。

 今月22日にネバダ州クラーク郡の教育学区が、今年8月から公立学校の生徒を対象に、授業中にこうしたポーチの使用を義務付けると発表した。

 これに先立ち、ネバダ州最大の都市ラスベガスの学校を含む、複数の公立学校でポーチの試用が始まり、様々な声が上がっている。



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Clark County schools enact signal-blocking pouch policy to limit student cell phone use・学校で一時的にスマホを使用不可にするポーチ
 ネバダ州クラーク郡の公立学校で、まもなく導入予定の特殊なポーチには信号を遮断する機能があり、そこに入れてる間だけ携帯電話が使えなくなる。

 そのポーチが学校に導入されれば、これまでは見つかれば没収だったスマホ(携帯電話)の持ち込みがOKになる。

 その代わり、授業中の生徒は各自のポーチにスマホを納めておく、というルールを守らなければならない。

 そうすることで教室は着信音も何もない静かな環境となり、大事な授業に集中できるというわけだ。

 一足先にテスト導入が始まった各校では、すでにポーチの話でもちきりで、現地メディアも彼らの声に注目している。
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