アメリカの公立学校でスマートフォンの使用を一時的に制限する信号遮断ポーチを試験運用 (3/6ページ)
勉強したり先生に指導を受けるのが学生の本来の目的ですから。気が散る携帯が使えなくなるのは当然ですよ。
万が一については、子どもたちを守る管理体制ができてほしい。子どもの助けに即応じられるよう誰かが常駐するのが望ましいです。
- 生徒の保護者 エミー・モンレアル
先生の指導も統一できてなくて、携帯を入れたポーチの置き場所が決まってない。でもわざわざ信号までブロックってどうなのかなと思う。
- アーバー・ビュー高校12年生 ライアン・ヒリアード(18歳)
前は携帯を出したら没収だったんだけどね。これは学区のお金の無駄遣い。このお金を他のことに使うべき。一方、ポーチを半年前から導入しているノースラスベガス市の中学校などでは、ポーチの扱いを独自に変えてる生徒もいる
- アーバー・ビュー高校の生徒 カイ・レロサ
この学校のポーチは、閉じる際に上の部分を何度か巻いてマジックテープで留める仕様。しかしこれだと面倒なので、巻かずに折って留めておくという。それでもちゃんと信号は遮断されるので問題はないそうだ。
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・全米の学区でポーチが普及中。人気はYondr社製
こうしたポーチの導入は、深刻化する生徒のスマホ依存の対策として注目されており、近年マサチューセッツ州やニュージャージー州を含む、全米の学区で増加傾向にある。
そのメーカーの多くが、アメリカの企業Yondr社製のポーチで、現在41州の学区がこれを採用している。