アメリカの公立学校でスマートフォンの使用を一時的に制限する信号遮断ポーチを試験運用 (4/6ページ)

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【参考】マサチューセッツ州の学校で使用されているYondr社製のポーチ

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Yondr Bag Demonstration

 この信号遮断ポーチは、強力な磁気ロック式で、専用の開錠用マグネットに接触させると開けられる。こうした機能から携帯電話の使用禁止スペースが作れるため、学校だけでなくライブ会場などでも使われてるそうだ。

 Yondr のポーチ1個のお値段は不明だが、41州が Yondr社に支払ったポーチの費用総額は250万ドル(3億8千万円)ともいわれている。・高コストの取り組みも携帯依存の生徒が減ると期待
 そう聞くとかなりな出費な気もするが、ヴァージニア州リッチモンド公立学校で健康管理主任を務めるレネーシャ・パークス氏は、多少値が張ってもYondr のポーチを推すと言いきっている。

 パークス氏は、昨年末に受けた雑誌のインタビューで、今後6つの学校でこのポーチが採用されると明かし、生徒4,200人分のポーチの費用が合計7万5,000ドル(約1100万円)になると述べていた。
非常にコストのかかる取り組みです。しかし、私たちはこの取り組みにより、携帯電話を使う生徒の数を減らせると考えています
・手放せないスマホもポーチでデジタルデトックス?
 まあそうね、こっそり学校に持ち込んだ携帯が没収されるぐらいなら、ポーチのほうがマシだよな。多少手間取っても緊急のときには使えるもんね。
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