アメリカの公立学校でスマートフォンの使用を一時的に制限する信号遮断ポーチを試験運用 (2/6ページ)
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・一部の学校でポーチの試用が始まる
前述したように、このポーチの使用を決めたのは学校ではなく、クラーク郡の教育学区だ。
ネバダ州のクラーク郡教育学区(CCSD)は、全米5番目の大規模学区で知られ、郡内のおよそ360校もの公立学校をまとめて管轄している。
そのCCSDが、今年3月22日に電波遮断ポーチの義務化を発表。今年8月から、6年生から12年生(11歳から18歳)は、授業中にそのポーチを使用しなければならない、という声明を出した。
これらの新しいデバイスが、教室での生徒の注意力散漫防止や軽減に役立ち、生産的な学習環境を実現して指導に集中できるようにしますこれに先立ち、管内の10%の学校がポーチのお試し導入校となったわけだが、いきなり複数の学校で始まったこともあり、各校で騒動になってるようだ。
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・「出しにくく万一のとき心配」「素晴らしい」「無駄遣い」と賛否両論
この騒動に地元メディアも注目。中でも人口が多いラスベガス市の学校では、目新しいポーチについて生徒や保護者からさまざまな声上がっている。
これは安全性に問題があるよ。そもそもこのポーチ携帯を出しにくいから。
ほんと手間がかかるし、もし銃乱射事件みたいなのが起きても、みんなが教室まで取りに来なきゃいけない。焦って奪い合いになっても、みんな同じポーチで中見えないからどれが自分のだか区別もつかないよ。
- アーバー・ビュー高校12年生 ライリー・マイロルド(18歳)
素晴らしいです。