骸骨・髑髏・スカル・シャレコウベなどいろいろな呼び方があるどくろ。
仏教では、「永遠に普遍なものはない」という真理のシンボルといわれています。昔は飢饉や疫病で埋葬されることのない遺体を捨て置いたため、野晒しになった髑髏は珍しいものではなく、仏教的なモチーフとして図像化されていました。
たとえば、千手観音の持ちものの中には「髑髏宝杖(どくろほうじょう)」という、鬼神を操れる杖があります。
骨だけの姿で蘇ったどくろは、東洋西洋問わず怪物とも妖怪ともいわれ恐れられている一方、昔から洋服やジュエリーなどファッションのモチーフとして愛されている不思議な存在です。
さまざまな捉えられ方をされるどくろですが、今回は日本の巨大などくろの妖怪「がしゃどくろ」についてご紹介しましょう。