大和国・興福寺の別当として活躍した定澄(じょうちょう)。当時大和国内で絶大な権力を誇り、国司をもしのぐ勢いでした。
寛弘3年(1006年)には対立する大和守・源頼親(よりちか)の解任を要求するため、寺僧ら二千余人を率いて強訴(ごうそ。力づくで要求を押し通すこと)を敢行します。
そんな定澄はたいそう高身長だったそうで、しばしば話題のタネになったとか。
今回は清少納言『枕草子』より、こんなエピソードを紹介したいと思います。
大河ドラマ「光る君へ」の物語にどう絡むのか?興福寺の僧侶・定澄(赤星昇一郎)と慶理(渡部龍平)とは何者? 大木を扇にするほど?楢の木。これを扇に使える人は、どれくらいの身長だろうか(イメージ)
(九)今内裏の東(ひむがし)をば、北の陣といふ。ならの木のはるかに高きを、「いく尋あらむ」など言ふ。