実にいい本なんだけど、高品質≒高価格が仇となって売れなかった『青楼美人合姿鏡』。階段から投げ転がされ、足を挫いてしまっても、心まで挫ける蔦重(蔦屋重三郎。横浜流星)ではありません。
俄祭りで吉原を盛り上げようと、人気の浄瑠璃師・富本豊志太夫/富本午之助(寛一郎)を呼ぼうと依頼しますが、吉原は嫌いとけんもほろろ……聞けばかつて吉原でひどい目に遭わされたそうで、蔦重は遊女たちを動員して、お詫びの接待に心を砕きました。
幼いころから塀の中で、まともに芝居も浄瑠璃も観たことがない遊女たち。そんな彼女たちの涙を見せられて、断ることなど出来ません。
富本豊志太夫/午之助(寛一郎)とはいったい何者?浄瑠璃・富本節の歴史をたどる【大河ドラマべらぼう】富本豊志太夫が富本正本を耕書堂(蔦重のところ)から出版すると聞いて、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)は「江戸市中の本屋で出せなくなる」と再考を促すも「だったら猶更助けてやりたい。