「艦これ」「ジョジョ」「モバマス」など、2015年冬アニメは注目作が多い。今期の人気No.1アニメ、いわゆる「覇権アニメ」争いは、かなり壮絶なものになることが予想される。そんな中でJタウンネット編集部が推したいのが、「京菓子」と「昭和なスーパーロボット」が融合した異色中の異色作だ。
タイトルは「ドアマイガーD」。KBS京都・TVK・テレビ埼玉の3局で放送中だ。
本作は典型的なロボットアニメだ。
主人公は京菓子司・甘匠堂(かんしょうどう)15代目店主・京極大次郎。ある日、彼は店の地下に眠る巨大製菓機人「ドアマイガーD」を見つける――。
開始30秒足らずで凶悪ロボ登場第1話は「和ませろ!荒れた心に桜餅!」。春の京都に凶悪メカイジュウがいきなり出現すると、すぐさまドアマイガーDが空を飛んでやってきた。
必殺技は「桜餅」。コクピットが菓子店の板場のようになっていて、道明寺粉を左腕から取り出して蒸す。糖蜜を用いて餅を仕上げ、桜の葉を巻いて完成させる。それを「どうぞー、お食べやす!」と言って敵のメカロボに食べさせるのだ。
「う、うまい。この優しい味。まるで春の日差しのようだ...」と叫んで相手は爆発。木端微塵に砕け散る――ではなく、花見をしていた酔っ払いサラリーマンに戻る。
ドアマイガーDのPV映像(YouTubeより)
実質的な放送時間は5分もない。1970年代前半を彷彿とさせる画風は筆圧強めで、ストーリーは単純明快。あっというまに1話が終わってしまう。
いろんなところを端折り過ぎて逆に謎だらけ。すごい伏線があちこち仕掛けられているのでは......とドキドキする。