地下鉄サリン事件から20年、強制捜査で命をかけた「カナリア」の物語

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3月20日、地下鉄サリン事件から20年が経過しました。

東京の地下鉄5カ所で、猛毒ガス「サリン」がまかれ、乗客や駅員ら13人が死亡し、負傷者数はおよそ6300人。

いまでも後遺症に悩まされる人もいます。

東京のような大都市で一般市民を標的にし、化学兵器を使用したテロ行為は前代未聞。日本だけではなく世界を震撼させました。

そして事件発生から2日後、機動隊はオウム真理教施設への一斉捜索を行うことになりました。

そのとき、隊の先頭には「カナリア」がいたのです。

画像出典:Youtube(TBS News-i)

カナリアは美しいさえずりを聞かせてくれますが、空気の汚染や有毒ガスに敏感という特徴があります。

古くから炭鉱などに連れられ、作業員たちはカナリアが異変を起こすかどうかで、危険を察知してきました。

地下鉄にまかれたサリンには「異臭」がしましたが、本来のサリンは「無臭」。捜索に進む機動隊員には、サリンに反応し知らせてくれるカナリアが必要でした。

もちろん猛毒ガスであるサリンを吸い込めば、カナリアは死んでしまうことになります。

つまりは、カナリアはこのとき命をかけて、「サリン製造工場」第7サティアンの捜索の先頭に立ったわけです。

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