[どさんこワイド - 札幌テレビ]2015年3月11日の放送では、東日本大震災から4年ということで、様々な防災に関することが特集されました。
なかでも、注目したいのが"食"についてです。
震災時のみならず停電、そして今シーズン道内で何度も起こった暴風雪、大雪などで外出できないときなど"もしも"の時の"食"についてを考えます。
それぞれ家庭でも非常食を用意されている方も多いと思いますが、今、話題となっているのが『スーパー非常食』と呼ばれる商品です。
4年前の大震災いらい非常食への関心が高まり「東急ハンズ札幌店」(中央区南1西6)では常に非常食の売り場が設けられています。
話題となっている『スーパー非常食』とはどんなものなのでしょうか?
それは「サバイバルフーズ」と呼ばれるもの。アメリカで開発されたというシチューの缶詰で、値段は2000円台とちょっと高めです。その理由は賞味期限にありました。なんと賞味期限が25年だというのです。非常食の保存期間は一般的に3~5年ですから、25年というのは他にはないといいます。
セイエンタプライズウェブサイト 国会でも備蓄 話題の「スーパー非常食」
では、その『スーパー非常食』の中身は一体どうなっているのでしょうか。
持ってみると軽いといいます。振るとシャカシャカと粉のような音がしました。中には缶切りがついているのでどこでもすぐに開けることができます。中身はブロック状にフリーズドライされたものが入っており、特殊な技術で乾燥させることで25年という長期保存が可能になったのです。
作り方は、中身を鍋にうつし、水を約600ml注ぎ、火にかけます。沸騰したら鍋に蓋をして10分程蒸らせば完成。ただ、災害時は火が使えないことも多いので、そういった場合は水を注いで10分程おけば食べることができるそうです。
味はというと、野菜も鶏肉もやわらかく、シチューのとろみ、甘さ、塩加減などどれをとっても缶詰のフリーズドライと思えないほどおいしいといいます。25年という賞味期限に加え、味や栄養バランスも考えられているまさに『スーパー非常食』。全国の病院や福祉施設で採用されているほか、国会にも備蓄されているそうです。
また、災害時の食について書かれた本が2月に発売されました。タイトルは『「もしも」に備える食』。乾物や缶詰などいざという時のために備えておきたい食品などが写真付きで分かりやすく紹介されています。
この本の著者「災害食専門員」という資格をもつ管理栄養士さんによると、「備蓄しなければいけないと思うとプレッシャーやストレスになるので、身構えずに、普段使っているもの食べているものをちょっと多めに用意するとそれが備蓄になる」ということでした。(ライター:北海道saki)