Photo by sweetsholic
海外生活を選んだ3人の女性に、リアルな体験談を聞いてみました。
第3回目となる今回は、フランス南部の都市トゥールーズで、ティーサロンを営むともこさん(福岡県出身41歳・トゥールーズ在住)のお話・後編です。前編はこちら、中編はこちらから。
海外でビジネスを始めるのに必要なことを伺うと共に、カフェの様子をレポートします。
学生ビザでカフェオープン計画
Photo by sweetsholic
大学院に通っていたときにお店を出そうと決めましたが、難しいこともたくさんありました。
このときに力になってくれたのが、日本語を教えていたフランス人の生徒とその彼です。
彼は自分でも2軒ぐらいお店を出したことがある人で、融資してくれる銀行や物件探しなど、感謝しきれないほど手伝ってくれました。
しかしながら、わたしの身分が学生ということもあり、役所に「商業ビザ」を求めて足を運んだときの風当たりは厳しいものでした。
そこで外国人専門の弁護士に会いに行くことにしました。
専門の弁護士と一緒に身分変更の手続きを行い、商業ビザの取得に成功。
晴れて2011年の11月に、念願のティーサロン「Solaneko」をオープンしました。