ロシア・宇宙開発時代の悲しき遺物、2機のスペースシャトルが残された格納庫廃墟(カザフスタン)
2021.09.13 18:16
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カラパイア
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1980年代、ソビエト連邦が自国のスペースシャトル開発に着手したとき、あまり知られていない宇宙開発競争の一幕が開けた。無人軌道試験飛行には成功したものの、ロシア語で吹雪を意味する”ブラン”は、高騰する予算削減の煽りを受けてまもなく廃棄され、格納庫にそのまま取り残された。そのうち1機は2002年に格納庫が崩落したことで破壊されたが、他の2機は当時の姿のまま残っている。
ここで紹介する写真は、カザフスタンの写真家ラルフ・ミレブズ氏が撮影したものだ。カザフスタン国内にあり、現在、ロシア連邦宇宙局が管理するバイコヌール宇宙基地付近にある大型格納庫は、かつてシャトル開発の中心地であったが、今では廃墟となっている。そして、この基地にはブリャとOK-MTという2機の未使用ブランが眠る。
その外観がNASAのスペースシャトルに類似していることは偶然ではない。スパイ活動が行われた可能性はあるものの、当時この形式は軌道へ飛行し、そこから帰還する最高の方法だと考えられていたのだ。ブランは、スペースシャトル・オービターと同じく、大型ロケットのエネルギアを使って軌道まで運んでもらうことを意図していた。
※追記:
コメント欄によると、ロシアのシャトルがアメリカのシャトルと酷似してるのは、ロシアがそのデザインをスパイしたのではく、むしろアメリカの方がそれを真似た可能性があるという。なぜなら、ロシアの方がシャトルの研究開発が早かったからだそうだ。ただし、実用化されたのがアメリカの方が早かった為、ロシアがアメリカを真似たと言われてしまうことがあるという。
ちなみにこのスペースシャトル計画自体は、ナチスドイツが研究開発していた (正確にはオーストリア人技師の)オイゲン ゼンガー博士が提唱したゼンガー 計画を継承したもので、アメリカ・ロシア両国ともこれが元となっているという。
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