【愛知県警不祥事】 処分保留の巡査部長と同じ手口の中学校教諭は児ポ法違反で逮捕の不可解さ

【愛知県警不祥事】 処分保留の巡査部長と同じ手口の中学校教諭は児ポ法違反で逮捕の不可解さ

(http://n-knuckles.com/case/society/news001998.html)

 この記事の内容の繰り返しとなるが、特に注目すべきは「子供の自撮りわいせつ画像を送らせた上で、それをネタに強要する」という行為に、児童ポルノ法が適用されていない点である。アイドルDVDや写真集を配達しただけのamazonスタッフが児ポ法幇助で逮捕されている時代だというのに、実に不思議なこともあるものだ。

 ところが、これと殆ど同じ内容の事件が発生し、同じく愛知県警が捜査を担当したところ、そちらの容疑者は児童ポルノ法違反で逮捕された。事件の概要は、群馬県の伊勢崎市立第三中学校の教諭・井田啓太容疑者が、LINEを通じて小中学生の少女達に自撮りのわいせつ写真・動画を送らせ、さらに別の少女が被写体の児童ポルノをネット上で公開したというもの。

 容疑者が警察関係者だと児童ポルノ法にならず、その他の職業だと児童ポルノになる。 これは法の下の平等という概念に反した立派な憲法違反であろう。

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『日本国憲法 第14条』

1.すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

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 この国では政府はおろか警察までもが憲法を軽視しているのだ。これでは権力者が暴走した場合に止める手段がない。 日本という国は、21世紀になっても中世を引きずった発展途上国なのである。 ああ恥ずかしい。もはや必要もないかとは思うが、念のためこの2つの事件の要素を照らし合わせて考察してみよう。

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