絵の具の箱を開けると、白、黄、茶、赤、青、黄色・・・ときて、なぜか突如ビリジアン。何でこれだけ横文字?子供の頃、そんなふうに緑色をした絵の具を不思議に思ったことはありませんか?
ちなみに、ビリジアンは酸化クロムを主成分とした青緑色の顔料で、それを絵の具の名前にしていたようです。
普段はあまり気に留めてはいませんが、じつは他にも、ちょっと不思議だったりユニークな色の世界が世の中には存在していたのです。
●サクラクレパス発「まつざきしげるいろ」
テレビ番組から誕生した「まつざきしげるいろ」は、言うまでもなく、万年日焼け芸能人の松崎しげる氏の肌の色を再現した色です。(株)サクラクレパスの「マット水彩・12色絵の具」を用いて作ることが可能で、その際の比率は黄色(#3) 25%:朱色(#18) 45%:緑(#29) 14%:白(#50) 16%なのだとか。
●いつの間にか消えていた「肌色」
現在販売されているクレヨンや色鉛筆には「肌色」がありません。肌の色をあらわしているから「肌色」。ですが、世界的にみると、肌の色は共通しているわけではなかった、というわけで、かつての肌色に該当するものとして、「ペールオレンジ」や「うすだいだい」に呼び名が変わっています。
ちなみに、聞きなれない名前ですが「肉色」という色も存在します。読んで字のごとく、肉の色、肌の色です。
●青い卵がモデルになった色
卵といえば白とか茶色と思いきや、世の中には鮮やかなブルーをした卵も存在します。春を告げる鳥、こまどりの卵です。そして、この卵の色をブランドカラーにしたのがティファニーです。ティファニーブルーと呼ばれるあの気品ある青、見ているだけでうっとりしてしまいますよね。
●オシャレの定番は新橋色や国防色!?
新橋色(しんばしいろ)の新橋とは、まぎれもなく東京にある新橋のこと。かつては花柳界として栄えたこの一帯には芸者衆もたくさんいました。