東京都観光ボランティアの制服が「1着25万円」というデマが広まる 実際は1着1万円程度で日本生産
ダサいと話題の東京都観光ボランティア制服がネット上で1着25万円と拡散している。確かにこの書き込み何回も見たことある。しかも値段だけで無く「韓国に発注済み」とも書かれていた。
「25万円で韓国に発注済み!」もちろんこの韓国に発注済みというのもデマ。実際は日本国内で生産している。実際の値段は帽子なども含めて1万円程度だという。また「東京五輪ボランティア制服」と書かれるがこれも誤りで、「東京都観光ボランティア制服」が正しい。制服のどこにも五輪や例のエンブレムがないことから五輪とは無関係である。五輪用のスタッフ制服は別でデザインされ作られるとのことだ。
塩村あやかが訂正これに対して塩村あやか議員も「帽子等を全て含めても1万円程度」とTwitterで発言。またデマを信じた人は舛添要一にTwitterで「制服に25万円は異常だ」「2020年東京オリンピックなのに、スタッフ制服は朝鮮色丸出しのダサさ、それも4.5億の費用」と投稿。前出にも書いたように、オリンピックは無関係でいろいろ間違ったクレームに対応のしようが無いだろう。残念なことに塩村あやか議員の訂正後も1着1万円と訂正されることはなく、いまだに1着25万円と拡散されている。
値段よりもデザインが問題しかし、デマ云々よりデザインの問題のような気もするが……。テレビでも度々「ダサい」として取り上げられるこのボランティアTシャツ。もう少しマシなデザイン候補は無かったのだろうか。今回の制服をデザインしたのは藤江珠希氏という方。ラフ案のときは少しマシなデザインだったが、日本色を強く出したいとのことで今回のようなダサいデザインになってしまったようだ。
【東京都観光ボランティアのユニフォーム 1着25万円はデマ】
帽子等を全て含めても1万円程度。ボランティアさんにはシャツしか配られず、帽子や鞄は共有して使うとのこと。デザイナーへのデザイン量も数十万円程度とのことです。ネットって、一気にデマが広がりますね。
担当局も苦笑いでした。
— 塩村あやか(東京都議会議員) (@shiomura) 2015, 7月 31
@MasuzoeYoichi 五輪ボランティアの制服、一着25万円で既に韓国に発注済みという噂は本当ですか? 費用削減に繋がるならともかく、めちゃくちゃ高い上に外国にお金を落とすとか、理解できません。五輪は国内産業支援に役立てて欲しいです。財源は税金ですから。
— 猫好きクレーマー (@39kucing) 2015, 7月 28
新国立も問題あったが、制服に25万円は異常だ。どう見ても1セットで5000円で出来ます。韓国に発注はキャンセル。国内で作りましょう。 https://t.co/poOxOMGhlX
— DJ (@RYUZOYAMADA) 2015, 7月 28
おかしいと思いませんか?
誇れる日本を世界にアピールするべき2020年東京オリンピックなのに、スタッフ制服は朝鮮色丸出しのダサさ、それも4.5億の費用。
さらに、前回デザインを変更し葬式かと見間違うエンブレム。
どう考えても異常だろ! pic.twitter.com/ep9ipfyHrl
— Love JPNネット保守連合 愛知所属 (@SpaceshuttleI) 2015, 7月 26
@aelouuno @shizuka819 調査をお願い。W杯日本代表の制服が有名ブランド品で25万円。三点背広に一式です。得体の知れない木綿か化繊で25万円は驚きで高価すぎる謎だらけ。バックペイの金額を疑います。監査をお願い。購入先と価格が公正かを。彼の行動は単独は厳禁複数で
— tw.fujizen (@FujizenTw) 2015, 7月 26