日本と海外のランチマナーの違い! 日本「お先にいただきます」海外「揃うまで待つ」 (2/3ページ)
それで同席している日本人はハラハラすることになります(笑)フランスやイタリアなどはランチ後の5分や10分の遅刻は遅刻のうちに入らないという感覚だったりしますが、日本はそうもいかないため、やはり時間は気になりますよね。5人でランチに行き、5人のメインが出てくるまで全員食べ始めず、全員のデザートが出てくるまで誰も食べ始めず、さらに全員のコーヒーと紅茶が出てくるまで待つ……という状況が続くと「本当に1時にオフィスに戻れるのだろうか」と本当にハラハラさせられます(笑)
が、どうもハラハラするのは日本人、または日本生活が長い人だけのようです。欧州人はゆっくりとランチを楽しみ戻りの時間をさほど気にしている様子もありません。まさに文化の違いですね。
このことについて欧州人は「日本でみんなでランチをしたら、みんな先に食べ始めていてビックリ!」と言いますし、日本人は「欧州人は、ランチもノンビリで優雅でいいですねえ」なんて言っていたりします。そして筆者に言わせると、どちらの発言にも「嫌味」のニュアンスがたっぷり含まれているように感じます(笑)つまり欧州人からしたら「マナーを守っていない」ことを遠まわしに言っているわけで、日本人からしたら「仕事や時間のことを考えないでノンビリしている」というわけですね。
■あらかじめ説明するのが吉!
さて、変なイライラ(「時間通りオフィスに戻れるかしら?」)に悩まされたり、上記のような変な嫌味合戦にならないためには、ランチの前に、または遅くてもランチのスタート時に「日本でも本来は全員がそろうまで箸をつけないのがマナーではあるんですが、なにせ仕事の場合ランチは1時間しかありませんし、この時間帯はお店も混んでいますので、お食事が全員同じタイミングで出るかも分からないですし、こういう場合は日本では先に食べ始めたり、先に食べ終わった人からオフィスに戻ったりしているんですよ」と、少々くどいですが具体的に説明をしておくといらぬ誤解が防げたりします。
「文化の違い」は口に出して説明しないとなかなかわかってもらえなかったりするのですね。逆に、口に出して説明をすれば分かってもらえることも多いのですから、コミュニケーションをとることがやはり大事だといえるでしょう。