知らなかったらヤバい!? 重要すぎる「サスペンション形式」まとめ (3/4ページ)

マツダ・ロードスター http://www.mazda.co.jp/cars/roadster/feature/driving/
(マツダ・ロードスター http://www.mazda.co.jp/cars/roadster/feature/driving/)
フロントがダブルウィッシュボーン(マルチリンク)式の場合、転舵し車体が傾いた場合でも路面に対してタイヤがきちんと接地するため、ハンドリング面のメリットが大きい。
■ 適材適所
構造が複雑なマルチリンク式が最も優れたサスペンション形式と思われがちだが、実際には用途に合わせて組み合わされる。例えば、4輪駆動車で前後とも車軸式を採用してことがあるが、これは道なき道を行くオフロードで使用する時、強靭さとトラクションが必要なためだ。
■ 4輪操舵技術(4WS)
通常ハンドルはフロントタイヤを操舵するが、電子制御でリアタイヤを操舵する4WSがある。後輪を逆位相、つまりフロントタイヤと逆に転舵すると小回りが効き、逆に同相、同じ方向に転舵するとコーナリング性能が高まることから、走行条件に応じて自動的に後輪を操舵するものだ。実装方法はメーカーによって様々だが、基本的にはリアタイヤの向きを決めるリンクの根元にモーターを装着し、位置をずらすことで転舵させる。
1980~90年代、日本メーカーで盛んに開発、採用された4WSではあったが、ドライバーの感性に合わない、コストがアップすることから下火となった。しかし最新のポルシェ『911』で初採用されるなど、未だ根強い技術だ。
また、さらに安定性を高めるために前輪にも同じような仕組みを入れ、アクティブステアリングとしている例もある。