知らなかったらヤバい!? 重要すぎる「サスペンション形式」まとめ (1/4ページ)
自動車にとって、とても重要なのは“タイヤ”である。というのもすべての走る、曲がる、止まるはタイヤで行っているからだ。
ところがこのタイヤが地面をどうなぞっているのか、我々は無関心になりがちだ。実は、このタイヤを働かせるための重要なパーツが“サスペンション”である。
今回は、このサスペンションを振り返ってみたい。
■ サスペンションとは「懸架装置」
サスペンションとは日本語でいえば懸架装置、何を吊り下げて支えているかといえば、もちろんタイヤを吊り下げ、ボディを支えている。そのためサスペンションはボディの揺れ、ハンドリングや乗り心地、さらには騒音に大きく影響する。
サスペンションの種類は大きく分けると車軸式、独立式とある。
■ 種類1:車軸式
車軸式は、左右のタイヤがまっすぐつながっているシンプルな構造のものだ。シンプルなために耐久性が高く、コストも安い。一方で左右で独立していないために、乗り心地面は不利になりやすい。
■ 種類2:独立式
独立式は、左右のタイヤがそれぞれ独立して動くため、タイヤが路面に追従しやすく、乗り心地面や操縦安定性にも優れている。構造はシンプルなストラット式や、ジオメトリー変化が少ないダブルウィッシュボーン式、マルチリンク式などがある。構造が車軸式と比較し複雑なことや、セッティングの幅が広いことからコストは高い。
ダブルウィッシュボーン式とマルチリンク式は、リンクとジョイントの数や実装方法が異なるが、構造と作動は類似している。
■ まずは諸元表をチェック
最近の自動車は、内部構造について解説している例は少ない。しかし、サスペンション形式は必ず諸元表に記載されており、これをチェックすればその自動車がもつ運動性能や乗り心地がだいたい推測できる。