2人に1人は経験している「マタニティブルーズ」症状チェックリストと脱出法3つ (1/2ページ)
妊娠中のママはよく耳にするであろう“マタニティブルーズ(マタニティブルーとも言われます)”という言葉。妊娠中に気分が落ち込みやすくなりになることと思われがちですが、本来は出産直後に“軽度のうつ状態”になることを指す言葉だということはご存知でしたか?
出産直後に起こる体やホルモンの急激な変化が原因となるマタニティブルーズは、特別なママにだけ起こることではないのです。
今日はコミュニケーションライターの筆者が、どんなママにでも起こる可能性のある“マタニティブルーズ”の症状と対処法についてお伝えします。
■マタニティブルーズの症状チェックリスト
日本産婦人科学会の資料によると、マタニティブルーズは「分娩直後から産後7~10日以内に見られ、主に2~4日を発症のピークとする一過性の情動障害」と定義されています。
マタニティブルーズの主な症状としては、次のようなものが挙げられます。
□ 涙もろくなる
□ 抑うつ感がある
□ 疲労感がある
□ 頭痛
□ 食欲不振
□ 気分がふさぐ
□ 集中しにくい
□ 不安(過度の心配)
□ リラックスできない
□ 眠りが浅い
□ 物忘れしやすい
□ どうしていいのかわからない
もし多数当てはまる項目があったとしても、慌てたり、過度に不安になる必要はまったくありません。なぜなら、マタニティブルーズの持続期間は比較的短く、長くても数週間で自然に良くなると言われているからです。
同資料には産褥期女性のマタニティブルーズの発症頻度は50~80%と高いものの、出産直後に起こる“一過性の生理的変化”であって、病気ではないため、薬などの治療の必要もなく、経過観察のみで十分とされています。
マタニティーブルーズの解消には、夫の支えや優しい気遣い、周囲の援助などが効果的と言われています。夫の立ち会い出産や赤ちゃんとのスキンシップ(カンガルーケアなど)、母乳育児なども症状の予防や軽減に有用とされる報告もあるそうです。