眼科専門医が教える。色の濃いサングラス、カラコン、インライン……、目の健康にはバツ! (1/2ページ)
目元のオシャレのために、カラーコンタクトレンズを使う、アイラインの描き方を凝るなどすることはありませんか。それらは、目の健康に悪い影響を及ぼすことがあると聞きます。そこで、眼科専門医でみさき眼科クリニック(渋谷区代々木上原)の石岡みさき院長に詳しいお話を伺いました。
■インラインメイクは、目を保護する油が分泌する腺をふさぐ
目の健康に悪影響を与えるオシャレについて、石岡医師は、「代表的な例は次の3つです」 と説明します。
(1)UVカットされていない色の濃いサングラスを使う
(2)インラインメイクをする
(3)雑貨店やネット通販で買ったカラーコンタクトレンズを使う
「いずれも、これらを施した直後に目の不調を感じるケース、また、長く続けてトラブルを引き起こすこともあります」と石岡医師。それぞれの理由を詳しく解説していただきましょう。
(1)UVカットされていない色の濃いサングラスを使う
「海や雪山でサングラスをかけていないときに、まぶしさで目がちかちかする、痛むなどの経験はありませんか。肌に紫外線が悪影響であるのと同じように、目も紫外線によるダメージを大きく受けます。
長時間、紫外線を浴びると、目の窓の役割をする『角膜(かくまく)』が炎症を起こし、強い目の痛みや充血、視界がゆがむ、目が見えにくくなるなどの症状や病気が出ることがあります。
また、レンズの色が濃い方が紫外線をカットする率が高いと思われがちですが、『色が濃いほど、瞳の部分である瞳孔(どうこう)が開いた状態』になって、多くの紫外線を目に取り込むことになります。