えっ、まだやってないの?今さら聞けない外貨投資のイロハ

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えっ、まだやってないの?今さら聞けない外貨投資のイロハ

みなさんは外貨投資していますか? 外貨投資といっても外貨預金、外貨MMF、外国債券、外国投信、外国株式、外国為替保証金取引(FX)などたくさんの種類があります。

今回は外貨投資全般における“キホンのキ”をファイナンシャルプランナーである筆者がお伝えいたします。

■外貨投資は円安になれば儲かる

外貨投資とは、日本円を外国のお金に替えて投資・運用し、また日本円に戻したときの差額でトクしたり、損したりするもの。例えば、1ドルが100円のときに円を米ドルにし、1ドルが120円のときにその米ドルを円に戻せば、20円儲けることができるということです。

このような儲けのことを“為替差益”と呼びます。逆に1ドル80円のときに米ドルを円に戻し、20円損をしてしまった場合には“為替差損”と呼びます。“円高で預け、円安で戻す”を鉄則にしましょう。

■外貨投資を始めるときのポイント

どの外貨投資をするのか考えるのはもちろんですが、必ず、金利や為替手数料をチェックすることが大切になります。金利は高い方が、為替手数料は低い方がいいですよね。たとえ同じ金融商品であっても、金融機関によって、これらの条件は異なります。

また、同じ金融機関でも店頭で取引するのか、インターネットで取引するのかによっても異なり、ほとんどの場合、インターネットでの取引の方が有利になります。

外貨投資と聞くと、米ドルのイメージが強いかもしれませんが、他の先進国の通貨も視野に入れるのがポイントです。ユーロや豪ドルなどの先進国の通貨であれば、米ドル同様にテレビなどから簡単に相場情報を仕入れることが可能です。

逆に新興国の通貨は、値動きも大きく情報が入りづらいので投資判断も難しく、まだあまり外貨投資に慣れていないのであれば、手を出さない方が無難です。

いかがでしたか? 外貨投資と聞いて「為替リスクがコワい」と考えず、あなた自身が理解できる外貨投資から少しずつチャレンジしてみてはいかがでしょうか。外貨建て資産を保有しないことがリスクになる時代がやってくるかもしれませんよ。

(鍛治田祐子)

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