見応えある妖怪大行進だ!江戸時代に絵師がこぞって描いた「百鬼夜行」まとめ (1/8ページ)
鬼や妖怪が深夜に行列をなして行進するという「百鬼夜行」。
日本では昔から言い伝えや説話に登場する百鬼夜行ですが、江戸時代を中心に様々な絵師が百鬼夜行を題材とした浮世絵や絵巻物を製作しました。いろんな妖怪が一堂に会する話なだけに見た目の面白さもあり、人気ある題材だったのかもしれませんね。
絵師それぞれのテイストの百鬼夜行が描かれましたが基本的にはユーモラスで楽しげな雰囲気があり、現代の漫画にも通じるところがあります。こんな行進なら一度は見てみたい気も。
今回はいろんな絵師が描いた百鬼夜行をまとめてご紹介します。出典元では百鬼夜行絵巻の全体を閲覧可能になっています。ぜひユーモラスな妖怪の行列を鑑賞してみてください。
河鍋暁斎 [画像を拡大]河鍋暁斎による肉筆画。百鬼夜行絵巻に登場している妖怪たちを描いています。黄色い着物は妖怪「お歯黒」。