【原爆】日本人3万人の被爆者を救ったスイス人マルセル医師 / 原爆投下1か月後に広島へ (1/2ページ)

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【原爆】日本人3万人の被爆者を救ったスイス人マルセル医師 / 原爆投下1か月後に広島へ

8月9日は、長崎に原爆が投下されて70周年。改めて粛然とした気持ちにさせられます。そうした中でスイス赤十字が、当時の広島と長崎の被爆者の治療に奔走したスイス人を顕彰し、注目を集めています。

マルセル・ジュノーという人物が、その人です。原爆が落とされた広島を最初に訪れ、治療に当たった外国人医師でした。

・対応を巡り模索
1904年、スイスのヌーシャテルに生まれ、外科医として修行を積んだ後、1935年に国際赤十字委員会(ICRC)に参加。折しも、世界的に戦争の嵐が吹き荒れそうになっていた時代でした。国際赤十字としても、対応を巡り模索しました。

・欧州と日本の戦場の両方を見た
1935年に、早くも最初の出番が巡って来ます。第二次エチオピア戦争で、戦地に足を踏み入れたのです。以後、1936年からはスペイン市民戦争でも治療に赴き、やがて第二次世界大戦に直面します。欧州と日本の戦場の両方を直に見た数少ないヨーロッパ人でもありました。

広島への現地入りは1945年9月13日。投下から1か月少しだった訳です。

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