運動は効果がない?8km走ってもマフィン1個分のカロリー消費 (1/3ページ)
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カロリー
最新の研究で、運動では痩せられないことが判明しました。
100kcalを消費するためには、およそ1.5kmのジョギングが必要。運動は決して効率がよくないのです。ダイエットでもっとも大事なのは、カロリーを取りすぎないこと。
今回は『Daily Mail Online』の記事を参考に、ダイエットのための運動とカロリー制限についてまとめました。
■ダイエットで一番大事なものはカロリー制限
ジム通いをするほとんどの人は、筋力アップや体力づくりではなく「体重を落とす」ことを目標にしているでしょう。
しかし研究者は、「ランニングマシーンで自分を追い込むことは体重を落とすことにはつながらない」と主張します。運動量の増加は、食欲の増進につながり、結果として食事量が増えるという論理です。
それゆえ、研究者は運動量の増減に関わらずカロリー制限がもっとも大事であると結論づけたのです。
■ダイエットしたいなら食事に気を遣うべき
ロヨラ大学シカゴ校の医学分野の権威、リチャード・クーパー博士とエイミー・ルーク博士は何年もの間、運動と肥満の関係性について調査してきました。
国際疫学ジャーナルで、彼らはこう述べています。
「身体活動は、全体的な健康・運動レベルを向上させるために極めて重要な要素です。しかし、それは肥満に対するアプローチとしては、限られた効果しか発揮できません。日常的に活動的に行動し、階段を使ったり、食べるもの自体に気を遣ったりしてフルーツや野菜をより多くとるよう努力するべきなのです」
■運動を本格的にしてもダイエット効果なし
多くの実験で、運動だけではなくカロリー制限によって効果的に体重を減らせることが証明されています。また、本格的な運動によるカロリー消費と体重の変化に関係性がないとする研究もあります。
日常のなかでほんの少しの運動・活動量の変化があれば、エネルギーバラスをよくするには充分です。ジムでの本格的な運動は、肥満に対しては効果がないのです。