【クルマを学ぶ】縁の下の力持ち「ブレーキ」その方式と特徴 (1/4ページ)
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自動車が停止するのは、主に摩擦ブレーキによるのは今も昔も変わらない。そのブレーキもいくつか形式があり、その特徴、セッティングによって随分と性能からフィーリングまで異なる。
今回は、改めてブレーキ形式とその特徴について振り返って学んでみたい。

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■ ドラムブレーキ
自動車で、よく使われるドラムブレーキは、ドラムの内側にシューと呼ばれる摩擦材(ライニング)を貼り付けたパーツがあり、油圧やハンドブレーキのワイヤーにより、内側から外側へと力を加えることで、摩擦を起こしてブレーキをかけるものである。
効きが強力だが、非線形であったり、摩擦熱が逃げにくいことからフェード(過熱によりブレーキの制動力が落ちる現象)しやすい、といった特徴をもつ。二輪から四輪まで幅広く使われる形式であり、二輪ではフロント、リアともにドラムブレーキのものが残っているが、乗用車では、フロントはディスクブレーキに置き換わった。
■ ディスクブレーキ
現在、乗用車のフロントブレーキとして主流なのは、ディスクブレーキである。ディスクブレーキとは、ディスクの両面から摩擦材を貼りつけたブレーキパッドを、油圧ピストンで押しつけることで、摩擦力を発生させるものである。
ドラムブレーキと比較し、圧力に比例して摩擦力が立ち上がるために、線形な制動力が得られ、ブレーキフィールに勝るほか、放熱性がよいことからフェードにも強い。
ブレーキディスクは、放熱性をあげるため2枚を重ねて空洞を設け、空気を通過させることで冷却する、ベンチーレーテッド・ディスクがある。