ガラス工房が創る「明るい未来」日系企業とチャリティー活動 (2/3ページ)

FUTURUS

だがその中で、特に異彩を放つのが、『フュージョンファクトリー』のブースだ。キラキラと眩いばかりの光を放つガラス工芸の作品が、ショーケースに置かれている。

果たしてこれは本当にガラスなのか?  筆者の目には、琥珀や水晶や黒曜石と寸分も変わらなかった。作品を見つめれば見つめるほど、そこにある小宇宙に身体ごと引き込まれてしまう。平均的な男性よりもよっぽど大きい身体を持つはずの筆者が、直径10センチ程度のガラス球に果てしないスケールを見た。

もっとも、この経験は初めてではなかった。先述の通り、去年も別のメディアでの取材で『フュージョンファクトリー』のブースに来ていた。思い返してみれば、あの時覚えた感動を、確かな記録として画像に残したいという動機で、帰国後に一眼レフカメラを新調したのだった。

ただ、筆者が『フュージョンファクトリー』の取り組みに関心を抱いたきっかけは、それだけではない。


■ 強く凛々しい自閉症の青少年たちとともに

『フュージョンファクトリー』がジャカルタ日本祭りでブース展示を行う最大の理由は、福祉施設へのチャリティー活動である。

ジャカルタと隣接するボゴール市に、インドリヤという自閉症児の施設がある。『フュージョンファクトリー』は、このインドリヤとタイアップする形でブースを出しているのだ。

インドリヤの青少年たちが手がけた作品も、付加価値の認められた商品として売られている。

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