動物の進化ってすごい!熱や干ばつに耐えるための11の生き残り戦略 (3/5ページ)
6.バクテリアのコートをもつ熱水ワーム
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深海の熱水に棲むポンペイワームは、65度以上の高温でも繁殖することができる高温の熱にもっとも耐性がある生物。深海の釜茹で状態の環境でどのようにして生き延びているのか、詳しいことはまだよくわかっていないが、体を覆っているバクテリアのけばけばしたグレイのコートがなんらかの関係があるのではないかと考えられている。このバクテリアコートは、消防士の防火毛布のような役目を果たしているらしい。深海は真っ暗なので、見てくれは二の次なのが幸いだ。
7.防火構造をもつカラマツやジャイアントセコイア
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温暖で乾燥した地域に生息する植物は山火事の被害にあいやすい。カラマツやジャイアントセコイアのような木は、厚くて燃えにくい樹皮を進化させ、外側に火がついてもその下のデリケートな組織は損なわれないようになっている。
8.熱と渇水対策は万全のラクダ
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ラクダは暑さや渇水対策を完璧に備えた生き物だ。脂肪の詰まった大きなコブをもち、必要なときに食料やカロリーとして燃やすことができる。一風変わった長方形の赤血球は、極端な脱水症状に陥っても血管を巡り続けることができる。腎臓や腸には保水機能があり、水分が排出されても鼻腔がそれを水蒸気として捕え、体に戻すことができる。汗をかくことはめったにないが、かいたときは体重の25%まで絞って、生き延びることができる。