知っておこう!犬のてんかん、その治療法や原因は? (1/2ページ)
突然体が硬くなったり、痙攣したり、口もとから泡を吹いたりと今まで見たこともないような、てんかん様の症状が起こるとびっくりしてしまいどうしたらいいか困ってしまいますよね。今回は、そんな犬のてんかんについて、医師に詳しく教えていただきました。
てんかんの原因 犬のてんかんは、脳内神経の異常な興奮によって発症し、体の調節機能を失う、痙攣、昏睡…などといったさまざまな症状を引き起こすといわれています。この神経細胞の異常興奮の原因は、ひとつには特定できませんが、各原因により治療法が変わることもありますので、まずはその原因の種類を見ていきましょう。
原因1:遺伝(先天的)
比較的若い犬で見られて、脳の異常によるもの。
原因2:脳の疾患
先天的のものとは違い後天的に脳の異常が見られるもの、例えば、腫瘍、脳炎、脳の奇形、外傷による脳損傷など。
原因3:血液の異常
脳は糖(グルコース)をエネルギーとしているので、血液中の糖が足りない状態(低血糖症)や血液が脳へ運ぶ血液中の酸素不足や、血液中ミネラルバランスの極端な異常なども原因となります。
原因4:内科疾患
腎臓の疾患や肝臓の疾患が原因となることもあります。
原因5:環境要因
ストレスが原因となることもあります。
どのような治療が必要になる? 治療は、まずは内科疾患、血液の異常がないかどうか検査し異常があれば基礎疾患の治療から始まります。また、先天的、後天的なものや原因不明のてんかんに対しては、抗てんかん薬で治療が始まることも。