東京を船で移動!羽田と秋葉原をつなぐ運航路線シルバーウィーク限定運行 (1/2ページ)
ベネチアやパリ、ストックホルムなど、海外の美しい都市には必ずといっていいほど、川辺や運河が観光や交通の水路として活用されている。そして、その水辺の景観が考えられ、その街の特徴を印象づけている。
東京では河川が高速道路の下になっていたり、景観上でも交通面も、未だ未開発の感が否めないが、東京の水辺空間をもっと豊かにし、新たな水上交通を開発する動きが出てきた。
■ 羽田空港~秋葉原間を船でコネクト
これは、羽田空港から都心の秋葉原を結ぶ新たなルートでの船の運航だ。国土交通省や千代田区などを含む『秋葉原・天王洲・羽田空港舟運プロジェクト準備会』が行うもので、試験運航を踏まえて課題を検証し、実現すれば羽田と東京都心を結ぶ初の定期航路となる。
シルバーウィークを含む、9月19日(土)から26日(土)の一般利用者向けの試験運行の前に、報道関係者を対象とした試乗会が行われた。

試乗は秋葉原の万世橋からスタートした。万世橋はかつて鉄道の駅もあり、大正初期には銀座と並ぶ繁華街だった場所だ。江戸時代には、物資の輸送大動脈だった神田川には、いまだ船着き場が残っている。当時のにぎわいを想像しながら秋葉原の万世橋をスタートし、神田川を下り、隅田川に合流する。
合流地点手前の柳橋界隈では屋台船が数多く停泊し、老舗のお店からは三味線が聞こえ、かつて花街だったこの地域で盛んだった、“舟遊び”の様子を束の間体験できる。

隅田川には、浅草からお台場や浜離宮を結ぶ主に観光用の水上バスルートがあり、それらの船とも行き違いながら、永代橋から、勝鬨橋、レインボウブリッジまで、数々の特徴ある橋をくぐり、東京湾に向かっていく。