30年に1度の「バブル」到来!? 過去の経済に見る3つ知恵 (2/2ページ)

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いつしか「早めに土地を買っておけば、日本の土地は狭いし、工場なんて建てなくても、土地の価格は上がるから、その時に売れば儲けられるよね」と土地に対して投機的な考えが広まります。

その考えは民間の企業だけではなく、銀行にまで及ぶようになり、「5,000万円の土地に対して、7,000万円貸してあげよう」という、今では考えられない事態になります。このように不動産の価格は必ず値上がりするとみんなが信じていたことを、のちに“土地神話”と呼ばれるようになります。いわゆる“不動産バブル”です。

いかがでしたか? たくさんのお金が特定の何かに流れ、需要が高まり、通常では考えられないぐらい値上がりして価値が高まることを、私たちはバブルと呼んでいます。実は筆者自身、当時のバブルを楽しむといった経験はしていませんが、過去を知ることで学べることがたくさんあると感じています。みなさんも是非、過去から何かを学び取ってくださいね。

(鍛治田祐子)

【協力】

※ 酒井FP綜合事務所 柳川 郁弥・・・「たのしい!おもしろい!わかりやすい!」がモットーのファイナンシャルプランナー。人生に役立つ「お金の情報」を伝える講師としても活動中。

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