この秋は、アートな“ちょいワル”に会いに行こう!「悪(ワル)の美術 アートもちょっとワルが魅力的」 (1/3ページ)
“悪(ワル)”をテーマにしたイベント「悪(ワル)の美術 アートもちょっとワルが魅力的」が大塚国際美術館で開催される。
神話や聖書に登場する悪役、魔女や悪魔などが描かれた不気味な作品から“悪(ワル)”な背景が隠された作品まで、好奇心を刺激する魅力的な絵画を取り上げる。
ギャラリートークやミステリーラリー、ハロウィン限定イベントなど、アートを楽しみながら魅力的な“悪(ワル)”と出会える内容を展開していくという。

大塚国際美術館 学芸部 広報担当 山側千紘さんにお話を聞いた。
──開催の経緯を教えてください。なぜ“悪”をテーマにしたのでしょうか?
2015年上期(4月~9月)は“愛(いやし)”をテーマに、うっとりするイケメンや美女、愛らしい動物や美しい風景など、名画の持つ癒しのパワーに包まれていただこうという趣旨のイベントを開催しました。
一方、下半期はまた違った名画の魅力を知っていただこうと、対照的な“悪(ワル)”をテーマにしたイベントをこの度開催する運びとなりました。
──“悪”の魅力はどんなところだとお考えですか?
古くより伝わる説話から現代のマンガやドラマに至るまで、多くの物語に欠かせない存在の悪役ですが、悪役が魅力的であればあるほど物語は盛り上がり、また人々の心を惹きつけます。また“悪”という仮面の奥に見え隠れする“正義”や“優しさ”といったギャップも魅力を感じる要因のひとつだと思います。
──関連イベントなども含めると、何点ほどの“悪の美術”が紹介される予定ですか?
たくさんありますが、週末ギャラリートークでは8~10点を紹介します。
──紹介する作品はどのように決めたのでしょうか?
館内にある 1000 点を超える作品の中から、神話や聖書の中の悪役、魔女や悪魔が描かれた不気味な作品や悪(ワル)な背景が隠された作品をピックアップしました。