このバス...入口は前?後ろ? 運賃は先払い?後払い? エリア別「バスの乗り方」ガイド (1/4ページ)
鉄道が発達していない地域にとって路線バスは住民の貴重な足だ。バス王国の福岡や東京のベッドタウンでの活躍は目覚ましく、朝は2~3分間隔で運行しているところも珍しくない。
横浜駅西口に停車中の横浜市営バス。写真はイメージです(編集部撮影) 東京は前乗り、大阪は後乗りが基本。他の地域は?
国交省の資料によると、2013年3月末現在で1992の路線バス会社がある。これに対して鉄道会社は約200。コミュニティバスの運行を受託する乗合タクシー会社なども含まれているとはいえ、ものすごい数だ。
これだけの事業者がいれば、路線によって乗車・降車、運賃支払いのルールが異なるのは当然だろう。大きく分けて、以下の5つのパターンがある。

以下の表は、車両保有台数の多いバス会社の傾向をまとめたもの。各社の公式サイトに掲載された情報を基にしている。

均一運賃が原則の東京都交通局(都営バス)・23区エリアは、「パターンA」。この方式は乗車時にICカードリーダーにタッチするだけで済む。現金払いであっても整理券は不要だ。
同じエリアを走る民営事業者もほぼパターンAで、名古屋市営バスと横浜市営バス、川崎市営バスもこの方式を採っている(一部路線を除く)。
ところが東京多摩地区を走る同じ都営バスは、乗・降車の位置および運賃支払いのタイミングが全て逆になる「パターンB」を採っている。
その理由は、距離(区間)に応じて運賃が変動するためだ。乗車時に整理券を受け取るか、ICカードを通す。降車時は料金表に従って運賃を支払うか、再度ICカードを通す。