秋の夜長に観たい!日本人が見るべき「傑作時代劇」厳選39作品 (1/5ページ)

日刊大衆

秋の夜長に観たい!日本人が見るべき「傑作時代劇」厳選39作品

芸術の秋! この大型連休は出費をなるべく減らしてDVDの映画でも借りて、家でのんびり過ごしたい!

日本映画を語るなら、欠かせないのが時代劇。そこで今回は、歴代の時代劇スターを振り返りつつ、現在、DVDで鑑賞できるオススメ作を紹介していこう。

まずは東宝が世に送り出した"世界のクロサワ"作品の数々を。その最大のスターは三船敏郎だった。日本映画に精通する映画ライターの藤木TDC氏は、『用心棒』(1961年=公開年=以下同)と、その続編『椿三十郎』(62年)こそ必見作だと力説する。
「黒澤映画はちょっと説教臭いと敬遠する人がいますが、この2本は誰が見ても楽しめる娯楽作。まとめて見ると一層楽しめます」

いずれも、ふらりと現れた浪人が、その剣の腕と知略をもって、直面した事件を解決するというのが物語の骨子だ。三船は両作共通の主人公を演じている。
「この無骨で凄腕の浪人役は三船の当たり役。その後、黒澤作品以外でも同じような人物を、たびたび演じていきます」(藤木氏)

2作品の大きな特徴は、時代劇の様式美を否定した点。黒澤監督は『用心棒』で、刀で斬られた人物が血を流し、苦悶の表情を浮かべるというリアルな描写を取り入れたのだ。そして、リアル路線が継続された『椿~』では、クライマックスの決闘シーンが話題になった。これから見る方のために詳細は省くが、シナリオには以下のように書かれている。
〈これからの二人の決闘は、とても筆では書けない。長い恐ろしい間があって、勝負はギラッと刀がいっぺん光っただけで決まる〉

邦画アナリストの三角錦一氏は、こう語る。
「三船と仲代達矢の決闘シーンは、他の映画会社関係者に"あれをやられたら、ウチの時代劇を誰も見なくなる"とショックを与えたといわれています」

三角氏が、黒澤作品でもう1本プッシュするのが、『隠し砦の三悪人』。
「これもメッセージ性のない冒険活劇。娯楽映画のさまざまな要素が詰まっています。また、黒澤監督は画作りが素晴らしく、場面ごとに圧倒されます。

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