NASAは火星の地表に、どのようにして液状の水を発見したのか!? (1/2ページ)

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NASAは火星の地表に、どのようにして液状の水を発見したのか!?

(c)NASA/JPL/University of Arizona

9月28日、NASAが衝撃的な発表をした。火星表面には現在も液体の水が存在するというのだ。

それ以前、火星表面の水は“痕跡”しか発見されておらず、過去に水が存在したことは確実だが、現在はないと思われていた。それが違ったのだ。

これはつまり、いま現在でも、火星に生命が存在する可能性が飛躍的に高まったことを意味する。“液体の水”は生命の存在にとって必要不可欠と思われる要素のひとつだからだ。そのため、宇宙ファンにとっては、このニュースが画期的だったのだ。

しかし、NASAはどうやって液体の水の存在を突きとめたのだろうか?

■ 特定の季節だけ現れる「黒い筋」の正体

カギとなったのは、スペクトル分析器(分光計)の画像だった。火星のある部分では、急峻なスロープ状の地形のところに、黒い筋状の模様が現れたり消えたりする。

比較的気温の高い季節に現れ、気温の低い季節には消えることもわかっていた。この模様は火星のいくつかの場所において、-23℃以上になったときに現れる。

(c)NASA/JPL/University of Arizona

今回、その“黒い筋”の場所のスペクトルを調べたところ、含水塩が発見されたのだ。含水塩は水の凝固温度を下げる効果がある。道路に融雪剤をまくと氷が溶けるのと同じだ。

つまり、黒い筋は含水塩を含んだ氷が溶けて、地表を流れたあとであるというのだ。

■ 生命の存在が明らかになるかも!?

<私たちが含水塩を見つけることができるのは、黒い筋が最大になる季節のみでした。これは、黒い筋が水和物の原料そのものであることと、水和物ができるプロセスであることを示唆しています。

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