安さだけじゃない!?「付加価値ジェネリック」ってご存知ですか? (2/2ページ)
1. 飲みやすさ
・大きくて服用しにくい→小さな錠剤にする
・苦味くて飲みにくい→飲みやすい味の層で包む
・水が必要→口腔内崩壊錠にして水なしで飲める
2. 使いやすさ、管理のしやすさ
・光による安定性が悪い→フィルムコーティングで劣化しにくくする
・冷蔵庫での保存が必要→室温保存可能
・半分に割って使う錠剤に、正確に分割できる割線をつける
3. 医療過誤防止
薬の取り違えなどが起こらないよう、包装を工夫
これ以外にもいろいろな点が改善された付加価値ジェネリックがあります。 新薬かジェネリック医薬品か、自分で選べる 新薬(先発医薬品)の特許は約20年と長いものです。その間に薬の製造技術は進歩しますから、特許終了後、欠点をより改良した製剤が作れるようになることは、納得できますね。
ただ、改良されているといっても、やはり患者さんそれぞれに好みがあります。例えば「水なしで飲める錠剤の甘さが好きじゃない」「錠剤が小さすぎて飲んでいるか不安」など。製剤的品質の良さや医療費削減につながることからジェネリック医薬品を推奨する傾向がありますが、先発医薬品かジェネリック医薬品かは、あくまで自分で選べるものなのです。 【吉澤先生からのアドバイス】 多くの付加価値があるジェネリック医薬品を積極的に試してみてもよいでしょう。検討する場合は「どのような付加価値があるのか」を薬剤師に聞くと、自分に合った薬が選べるでしょう。
(監修:薬剤師 吉澤恵理先生)