音楽、絵、文学…感性豊かな子になってほしい!芸術性を高めるには「幼児期からの子育て」がカギ

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音楽、絵、文学…感性豊かな子になってほしい!芸術性を高めるには「幼児期からの子育て」がカギ

音楽や芸術は人生を豊かにしてくれます。自分自身が音楽が苦手だったり、絵が不得意だとしても、せめて子どもには感性豊かな子になってほしいと思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“感性豊かな子どもに育てる方法”についてお話したいと思います。

■遺伝って関係するの!?

音楽的センスや絵の才能などの芸術的なものが“遺伝”か“環境”かはよく議論されます。 

“トンビが鷹を生んだ”ということもあり得ますが、悲しいかなこれらはある程度生まれつきの遺伝が影響するのかな、というのが筆者が教育現場で長年働いていての実感です。アレルギー体質を持った親から、アレルギーの子どもが生まれる確率が高くなるように、気質や才能もご先祖様から受け継いだ生まれ持ったものがありそうです。

■遺伝より環境が影響する

ただ、才能はある程度は持って生まれたものですけれども、環境により変動することは大いにあります。

音楽的才能があっても一切、音楽を聴かせない環境に育てばその芽が開花することはありません。絵のセンスがあっても絵を描く環境がなければ伸びていくことはないでしょう。

字がうまい家庭に生まれても鉛筆の正しい持ち方を教えなかったり、幼稚園や小学校で下手な字の先生に習うと伸び悩むことにもなります。

反対に遺伝的素質が高くなくてもクラシックコンサートによく連れて行ったり、美術館で絵画鑑賞する環境で育つと、興味を持ち音楽を奏でたり、絵の描く子どもに育つこともあります。

例えそこまで外出することが出来なくても家の片隅にいつでも粘土、折り紙、絵を描けるコーナーを設ける、CDなどを聴かせることも出来ますね。 

親が音痴でも字が下手でも、他のものを利用して良い環境はいくらでも与えることが可能です。 そして、遺伝と環境が相互に影響し合い子どもを形作ります。

■技術を教えればいいものではない

感性を育てるためには、バイオリンやピアノなどの楽器を弾く技術や絵を描くやり方を教えることを目的にしてはなりません。 

“好きこそものの上手慣れ”の諺があるように、何事も興味関心を持たなければスタート地点に立つことも出来ません。

そのためには子ども自身が“楽しい”と感じることがポイントです。どんないいものであっても本人が楽しめなかったら意味がありません。子どもが嫌がっているのに技術獲得のために無理やりやらせたら音楽や絵を嫌いになってしまうでしょう。

■感性を育てるときに気を付けること

気を付けなければいけないことは、絵画の場合、大人が「これこれこういう風に描いてほしい」と一定の価値観を押し付けたり型にはめないことです。

例えば、兎の絵を描いた子が、もし全身紫色の兎を描いたときには「兎はそんな色していないよ。白か肌色を使おうね」と指示してはなりません。 

お題がもし“動物園の思い出”の絵画だった場合、他のお友達がライオン、キリンや象を描いているのに、我が子だけレストランで食べたハンバーグや乗り物の絵を描いていても否定しないことです。 

何故なら、様々な考え方があって良いからです。あなたも“お月さま”と聞いたとき満月、三日月、半月やおぼろ月……とそれぞれ違うことを思い浮かべますよね?

自由な発想で楽しんでいるときに、大人が考える“正しい絵”の見本を示したり、子どもが描いた絵を否定すると「自分が一番、印象に残ったことを描こう」とはなりません。これではせっかくの芽を摘んでしまうことになりかねませんよ。

いかがでしたか。

子どもの才能は“遺伝と環境”が相互に影響し合います。変えられるのは“環境と両親からの接し方”です。もしあなたが、子どもを感性豊かな子に育てたいのであれば、是非意識してみてください。

ただし、「自分が才能がないから子どもには期待をしよう」と“過度”なことは要求しないように気を付けてくださいね!

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