霧島酒造、そのテクノロジーとアナログなこだわり 1日300トンのサツマイモが、焼酎に変わるまで【後編】 (1/4ページ)

Jタウンネット

大量のふかし芋がベルトコンベアで運ばれる
大量のふかし芋がベルトコンベアで運ばれる

大量のふかし芋がベルトコンベアで運ばれる

霧島酒造の本社増設工場をレポートする機会を得たJタウンネット編集部。前編では、焼酎業界を一変させたともいわれる霧島酒造の紹介をはじめ、黒霧島の製造過程を「米」に注目してお届けした。

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後編では、芋焼酎製造の決め手となる「サツマイモ」に着目しながら、完成までの工程を追っていきたい。

南九州の2200戸以上の農家と提携、地元産のイモにこだわる

霧島酒造の手掛ける芋焼酎の主原料となるのは、地元・南九州産のサツマイモ「黄金千貫」。その使用量は、4つの工場全て合わせて、1日あたりおよそ300トン以上にも達する。記者が訪れた本社工場では、イモを搬入するトラックで渋滞が起こることも珍しくないという。

シーズン中は、ひっきりなしに芋が搬入される
シーズン中は、ひっきりなしに芋が搬入される

とにかく大量のイモを使用する焼酎づくり。だが、霧島酒造が使用する黄金千貫は、全て地元・南九州のものにこだわっている。一見、不可能とも思えるそのこだわりの裏には、地元農家との密接な関係性があった。ここで一度、製造工場から「黄金千貫」に話をうつしたい。

霧島酒造は、地元・宮崎をはじめ南九州の2200戸以上の農家と提携することで、地元産のイモを大量に仕入れることを可能にしている。さらに、同社は地元での黄金千貫の生産を後押しするため、農家から出た単価上昇の要望を受け入れたこともあるそうだ。

そういった背景もあり、実際に黄金千貫の栽培を行う地元の農家は「ほかの農家からはよく、『霧島さんの黄金千貫に転作したい』という声が聞かれますよ」と笑いながら語る。

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