牛丼はかっこいい!インドネシアの若者に浸透する「YOSHINOYA」 (1/3ページ)

FUTURUS

牛丼はかっこいい!インドネシアの若者に浸透する「YOSHINOYA」

“その店”は、あの街にも必ずある。

今年に入り、日系フード関連企業のインドネシア進出が過熱化している。

今までは“日系進出企業=重工業関連企業”というイメージが強かったが、今後は飲食・サービス関連がインドネシアでの出店攻勢を強めていくだろう。実際に、日本で馴染みの看板がジャカルタ市内にも増えている。

もともと、和食は世界的に人気のある料理だ。インドネシア市民も日本の味を愛し、貴重な小遣いと時間をそのために投じている。

そしてその話をすると、多くの人からこのようなことを聞かれる。

「それじゃあ、インドネシアで一番成功している飲食企業は?」

その質問の答えは回答者によって違うと思うが、少なくとも筆者はこう答えている。

「それは間違いなく、吉野家だ」

■ 吉野家は「レストラン」

“ジャカルタのヘソ”とも言うべきブンダランHIの脇に位置する、グランド・インドネシア。ここは富裕層向けのショッピングモールである。

土日には高級車で駆けつけた裕福な家族連れが、数人のメイドを引き連れ買い物を楽しむ。テレビでよく見る人気スターも時折見かけることができる。ここはそんな場所だ。

日本では「ブルーカラーの人たちが安い牛丼をかっ込む店」というイメージがまだ強い吉野家をはじめとした牛丼屋だが、インドネシアの現地店舗は決してそうではない。

買い物を済ませたミドルクラス以上のファミリー客が、心と腹を同時に満たすため、ゆっくり食事をする所。要するに吉野家はレストランなのだ。

ここで注意していただきたいのは、インドネシアで“レストラン”という単語はまた特別な意味を含んでいるということだ。

ワーキングクラスの庶民は、よほどの大きなイベントがない限り、“レストラン”と呼ばれる店には行かない。

「牛丼はかっこいい!インドネシアの若者に浸透する「YOSHINOYA」」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る