とうとう「音が鳴って」犠牲者が...山口組分裂騒動と竹中組復活のゴタゴタ劇 (2/2ページ)
それを考えれば初代宅見組も宅見の名前を継いで欲しくはない、との遺族の意向があったが、それは叶わずに現二代目宅見組の名前を継いで神戸山口組側の主力組織になっている。その当時はメディア戦略、裁判等の考えは一切無かった為に、そのまま名前は維持されていた。
別の意味で注目されているのは安東組長の人脈だ。九州の道仁会の小林哲治会長と兄弟分の縁がある為に、動きを注目されている住吉会の住吉会の総本部長である加藤英幸幸平一家総長が事務所に出向いた。これは加藤総長と小林会長が兄弟分である為に、回り兄弟である安東美樹組長の元に出向いたのであろう。
加藤総長は神戸山口組の定例会初日に事務所を訪れる、住吉会執行部が六代目山口組本部に行った際には体調不良の為に欠席するなど、その動きに目が離せない。住吉会が六代目山口組に挨拶に行ったのは誤解されている読者の方も多いであろうから説明を一言付け加えるが、住吉会の関功会長が逮捕された際の六代目山口組側の見舞いに対しての返礼である。相変わらず六代目山口組と住吉会は親戚組織にはなってはいない。今後も適度な距離感を保って行くのであろう。
次に目を離せない組織は新たに直参になった司興業である。果たして何に注目されているのか? それはこの組織の舎弟として迎えられ顧問に就任した片岡昭生氏である。片岡氏は一時期山建組の本部長として絶大な力を持っていた人間であるが、ある事情があり絶縁された人間だ。
普通絶縁された人間を迎え入れる事は組織としてはご法度であるが、六代目山口組側では神戸山口組を組織として認めていない為に、絶縁者を迎え入れる事を許可したのであろう。毎日情勢が変わる山口組分裂劇。神戸山口組では先日の定例会直後に初の直参が逮捕されるなど警察当局も取締りに躍起になっている。
Writing by 西郷正興
Photo by K-SAKI(コラージュ)