とうとう「音が鳴って」犠牲者が...山口組分裂騒動と竹中組復活のゴタゴタ劇 (1/2ページ)
日に日に緊張度が増している六代目山口組と神戸山口組。正式な分裂から、ネット工作などの情報戦、引き抜きなどの行動。地回りなどの示威行為などがあったが、初めて「音が鳴った」。音が鳴る、とは拳銃の発射を示す隠語であり、それが起こったのだ。
●名門組織の復活に待ったをかけた遺族側長野県飯田市の温泉施設付きホテルで6日、住所不定の男性(43)が射殺された事件で、県警は8日、同市八幡町、山口組系暴力団幹部、有賀健一郎容疑者(48)を殺人容疑で逮捕した。逮捕容疑は6日午後0時40分ごろ、同市上殿岡のホテル玄関前で、男性の頭部を拳銃で撃ち、翌7日朝、頭蓋内損傷で死亡させた、としている。
8日夜、県警飯田署に出頭してきたという。六代目山口組側から神戸山口組への移籍をしていた組員を射殺した事件である。この事件は直参の幹部が起こした事件として注目されてはいるが、当の組織は絶縁、破門者が起こした当事者同士の勝手な喧嘩として処分をしたい、とこの組織の内情に詳しい人間が昨夜、筆者の電話に答えた。
それはその通りであろう。普通に考えれば見せしめの意味もあるが、今のご時勢ではトップまでの使用者責任もある位である。その他に注目しなくてはいけない組織がある。六代目山口組で総本部責任者に抜擢されている二代目竹中組である。ご存知の読者の方も多いであろうが、この組織は四代目山口組の当代を出している組織であり、名門組織である。そして二代目竹中組組長の安東美樹組長は山一抗争の際の功労者であり、出所後一心会の幹部から柴田会を継承して、その後組織名を竹中組に改称して、二代目竹中組を名乗った。
これに待ったを掛けたのは竹中家遺族である。簡単に書けばそれを認めない、と言う事である。竹中組は初代を竹中正久、二代目竹中武、三代目竹中正が竹中組の系譜だ。だが、三代目は岡山竹中組を名乗った為に、その系譜は正しくはない、と言う見方もある。こればかりは第三者が口を挟む事では無いので、その真偽は判断できない。だが、原点回帰を訴える六代目山口組側では復活を考えたのであろう。その遺族の意を受けて神戸山口組側でも竹中組再興の意を受けて動いているのが現状だ。果たしてこの結末はどの様になるのであろうか。