【インタビュー】実体のない本屋さん『いか文庫』って一体何者? 「エア本屋」が語る、WEB時代の読書のすすめ (3/3ページ)

学生の窓口

<バイトちゃんの大学時代>

大学時代はラジオの放送作家のアルバイトをしていて、毎日3分程の「都内のお出かけ情報紹介コーナー」を担当していました。毎日放送があるので、毎日ネタ探しをして、気になるものはすぐに取材をし、原稿を書いて…という日々でした。この経験のおかげで、気になる物事は自分の目で見て確かめることの大切さや、0から物を作ることの楽しさを知りました。こういう姿勢は今のいか文庫の活動にも繋がっているなと感じます。

(でも実は一番役に立っているのは、アルバイトで貯めたお金で"おいしいイカ"をたくさん食べたことかも?)

やっておけばよかったと感じることは英語の勉強です。日本語でも説明が難しい“エア本屋 いか文庫"を、英語で説明するのは難しいんですよ。
■いまの大学生にひとこと

―最後に、いまの大学生や若い世代を見ていて何かお感じになられることがあれば、一言お願い致します。

今の大学生はバイタリティに溢れているなぁと感じます。様々なことにどん欲なので、接するとビリビリ刺激を受けます。

ただ、人と繋がりを求め外向きに動くことと同時に、自分自身を見つめることも一番できるのが大学生の時なのではないかとも思います。そんな時に役立つのが読書かなとも。読書は、リアルでは味わうことの出来ない世界とも繋がることのできる、とても魅力的なものだからです。学生時代は、その本を人生の中で一番手に取れる時期だと思います。たくさんの本に出会い、自分の興味関心や趣味嗜好を知り、それを掘り下げたり、より広げてみたりすることで、自分を分厚くできると思います。

そしてそんな「自分が分厚い人」はとても魅力的ですし、そういう人ほど仕事や周りの人が放っておかないので、気が付いたら外向きにも活躍している、そんな状況になれると思います。 私の身の回りにも、大学生の時に本に出会って衝撃を受け、書店や出版社など本に関わる仕事で大きく活躍している方が少なくありませんから。

いかがでしたか? 店主さんやバイトちゃんにとってそうであったように、あなたにとっても本との出会いが人生を変える「衝撃」になったり、自分を「分厚く」する要素のひとつになったりするかもしれません。秋の夜長、まずは一冊、本を手に取ってみてはいかがでしょうか。そして、読書の道に迷ったときはぜひ、「いか文庫」を訪れてみてくださいね!

取材協力◯いか文庫店主さん・バイトちゃん
http://www.ikabunko.com/
文◯学生の窓口編集部

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