【インタビュー】実体のない本屋さん『いか文庫』って一体何者? 「エア本屋」が語る、WEB時代の読書のすすめ (2/3ページ)
どこに行けばいか文庫に出会えますか?
2015年は、リアル書店さんでの「いか文庫フェア」を立て続けに行っています。これは、リアル本屋さんの一角をお借りし、テーマに沿った本をいか文庫が選び、リアル本屋さんに仕入れていただき、POPを付け、ディスプレイをし、販売する、というお仕事ですが、今年は初めて、首都圏以外の書店さんでも開催しています。
10月19日からは、これもまた初めての大学生協の書店さんでのフェアを、京都・立命館生協ブックセンターふらっとさんで11月20日まで行います。
また昨年になりますが、渋谷のライブハウスで、本と音楽を一緒に楽しむためのフェス「本音のフェス」を開催したり、スポーツバーで「ダイオウイカのテレビ特番」のパブリックビューイングを行ったり……本と本屋さん、イカにまつわることだったら何でもやってみよう!と思い、取り組んでいます。
■いか文庫の店主、バイトちゃんの大学生時代
―いま、こんなに精力的に様々な活動に取り組まれているのは、きっと学生の頃から本や本屋さんに対して熱い思いを持っていらっしゃったからでは……と感じるのですが、店主さんとバイトちゃんの大学生時代、振り返ってみてどんなものだったか教えて下さい。いか文庫に繋がっている部分は大学時代のどんなところにあったのでしょうか?
<店主の大学生時代>
誘われるがままに入った写真部で出会った友人達と、写真だけでなく音楽や本など様々なものに出会い吸収したことが、今の私を形作っていると思います。特に、ヴィレッジヴァンガードに初めて訪れた際の衝撃が私の人生を変えました。そして、大学卒業後はスポーツメーカーに勤めていたのですが、30歳になる前に突如思い立ってヴィレッジヴァンガードに再就職し、そこで本を売る面白さに目覚め、現在、リアル書店にも勤めながら、いか文庫の店主もしています。
大学時代にもっとやっておけば良かったなぁ…と思うことは…もっともっとあらゆるジャンルの本を、とにかくたくさん読んでおくべきだった、ということです。ほぼ毎日思います。