【幼児編】えッ…意外!お行儀よく食べてほしくても「食事中に怒ってはいけない」理由 (1/2ページ)
食事中ってどうしても叱る回数が増えてしまいますよね。でも、毎朝毎晩、これが続くといつしか子どもの記憶の中に“食事は楽しくない”という負の感情が染みついてしまいます。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が食事中優先すべきことについてお話ししたいと思います。
■「昨日の晩ごはん」を覚えていますか?
昨日の夕飯を覚えていますか? 昨日の昼食覚えていますか?
パッとメニューを思い出せない人が多くいらっしゃるかもしれません。何故思い出せないことがあるのでしょうか。その理由として考えられるのは、特に感動はなく“機械的に食事をしまっていた”ということが可能性として高いということです。
ですが、昨日の夕飯メニューは忘れていても、ご主人と初めてのデートで行ったお店、そこで食べたメニューを覚えている人も多いのではないでしょうか。
昨日のことを忘れているのに、うんと昔のことを何故鮮明に覚えているのでしょうか?
それはその行動に大きな“感動”が伴っていたからです。感動というのはデートならばわくわく感、ときめき感だったりします。
認知症の老人は食事をしたことすら忘れてしまい「まだ朝食を食べていない」などと言います。それなのに昔の楽しかった思い出やその頃、口ずさんでいた歌、また辛い記憶をいつまでも再現します。
それは“嬉しかった”“辛かった”“悲しかった”という感情を伴った記憶だから忘れることが出来ないのです。
■短期記憶と長期記憶
昨晩の夕飯メニューはその直後は“短期記憶”の領域にいったん保存されていましたが直ぐに忘れてしまいます。でも、夫に何か文句を言われて辛い思いをしたときに着ていた夫の“服装、顔つき、その時の光景”はいつまでも忘れることができません。長期記憶に保存され、おそらく死ぬまで忘れることの出来ない記憶となるでしょう。
長期記憶をするのは脳奥深くにある“海馬”という部分です。